- リクシルのタイルデッキの費用はいくら?
- 後悔したくないからリクシルタイルデッキのメリット・デメリットを知りたい
- できるだけ高品質でお値打ちに購入する方法を教えて!
お庭をおしゃれな空間に演出してくれるリクシル(LIXIL)のタイルデッキ。
非常に高級感があり人気商品ですが、高価なためよく考えずに選んでしまうと後悔してしまいます。
本記事では、リクシルのタイルデッキの費用やメリット・デメリット、高品質で安く購入する方法について業界歴10年のプロが詳しく解説します。
この記事を読めばリクシルのタイルデッキについて事前に知るべき情報を全て網羅でき、お得に買う方法や業者選びのコツがわかります。
タイルデッキ工事は知り合いの業者やハウスメーカーだけでなく、外構専門店に相見積を取ることが重要です。
・ハウスメーカーによる中間手数料が発生しないので費用が抑えられる
・外構専門店ならではの強みを活かした仕入れルートで大幅値引きできる
・相見積もりを取ることで優れた業者、相性の良い業者が見つかる
複数の業者を回って相見積を取るのは労力がかかるので、「一括見積もりサイト」がおすすめです。
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リクシルタイルデッキのメリット・デメリット

リクシルタイルデッキとは?
リクシルタイルデッキとは、日本の住宅建材メーカーであるLIXILが製造・販売する、樹脂製のタイル状のパネルを使用したデッキ材料です。
従来の木製デッキと比較して、耐久性が高く、メンテナンスが容易であるため、注目を集めています。
リクシルタイルデッキのメリット
長期間使用できる耐久性
リクシルタイルデッキは、樹脂製のタイル状のパネルを使用しているため、耐久性に優れています。腐食や腐朽に強く、天候や紫外線の影響にも強いため、長期間美しさを維持することができます。また、防水性にも優れており、雨水の浸透や腐朽が発生する心配がありません。
デザイン性に優れる

リクシルタイルデッキは、様々なカラーと柄があるため、デザイン性に優れています。また、タイル状のパネルを使用することで、美しい模様を表現することができます。さらに、リクシルタイルデッキは、建物に合わせたサイズや形状にカットすることができるため、より自由度の高いデザインが可能です。
メンテナンスが容易
リクシルタイルデッキは、メンテナンスが簡単であるため、手間やコストを大幅に削減できます。木製デッキと異なり、塗装や油分の補充、防虫処理などが不要なため、日常的な掃除や洗浄で十分に美しさを維持することができます。
リビングと同じ高さでフラットにつながる

リクシルタイルデッキは、建物の床面と同じ高さで設置することができるため、建物との段差がなく、フラットにつながります。これにより、屋内と屋外が一体化したような開放的な空間を演出することができます。
リクシルタイルデッキのデメリット
料金が高め
リクシルタイルデッキは、高品質で耐久性が高いため、他のデッキ材料よりも高価格帯に分類されます。また、施工に際しては、専門的な技術が必要であり、施工費用も高めになる傾向があります。しかし、リクシルタイルデッキは長期間使用できるため、長期的な視点で見ると、コストパフォーマンスが高くなることもあります。
タイルの表面が滑りやすい
リクシルタイルデッキは、タイル材料を使用しているため、雨天時や水をかけた場合に滑りやすい傾向があります。そのため、屋内から直接出入りする場合や小さなお子様がいる場合などは、特に注意が必要です。また、タイル表面が汚れた場合には、滑りやすくなることがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。
リクシルタイルデッキの費用・価格

リクシルのタイルデッキの費用を独自調査し、平均を算出しました。とある愛知県の外構専門店で実際のお客様に提出された見積もりデータを元に算出しているので、信頼性の高い数値となっています。
タイルデッキの大きさは平均約13m2で、商品価格と工事費用の合計平均金額は約68万円(商品の平均価格は約50万円、工事費用の平均金額は約18万円)、平米単価は5.9万円/m2となりました。現場の状況や地域により費用は異なるので、実際にお近くの外構専門店に見積もりを取ることをオススメします。

一般的には、リクシルのタイルデッキの大きさは平均約9m2で、商品価格と工事費用の合計平均金額は約58〜76万円、平米単価は6.2〜8.2万円/m2となります。
リクシルタイルデッキの商品価格
タイルデッキはステップなしとステップ1〜3段を選ぶことができます。
ステップ段数が増えるごと、また、ステップの正面、側面と長くなるごとに価格は増加します。
今回はお客様の要望の中で最も多い、間口側ステップ1段の場合で商品価格を比較しました。
リクシルの公式ページで公開されている間口側ステップ1段の商品価格は以下の表の通りです。
出幅・間口 | 間口2,400 | 間口3,000 | 間口3,600 | 間口4,200 | 間口4,800 | 間口5,400 |
---|---|---|---|---|---|---|
出幅1,200 | 324,500 | 397,200 | 433,100 | 556,500 | 604,400 | 653,700 |
出幅1,800 | 413,100 | 500,400 | 551,700 | 699,800 | 769,900 | 822,500 |
出幅2,400 | 470,200 | 570,900 | 628,600 | 793,000 | 869,500 | 941,200 |
出幅3,000 | 558,600 | 671,800 | 746,600 | 941,800 | 1,035,800 | 1,110,600 |
出幅3,600 | 632,400 | 760,300 | 840,200 | 1,050,100 | 1,152,100 | 1,246,000 |
タイルデッキの大きさは間口が2.4m〜5.4m、出幅が1.2m〜3.6m、面積は2.9m2〜19.4m2、面積の中央値は9.4m2となります。
価格帯は32万円〜125万円、平均の商品価格は72.5万円、平米単価は7.7万円/m2です。

外構専門店であれば、カタログ価格の20%〜40%の値引きとなることが多いです。
外構専門店でカタログ価格の20%〜40%値引してもらうと、価格帯は19万円〜100万円、商品価格の平均は約44万〜58万円、平米単価は約4.7〜6.2万円/m2です。
リクシルタイルデッキの施工費用

料金の相場
リクシルタイルデッキの施工費用は、使用する材料や設置する面積、工事内容などによって異なります。
一般的には、リクシルタイルデッキの総費用のうち、施工費用は材料費よりも安くなる傾向にあります。
リクシルタイルデッキの施工費用相場は平均的な大きさの9m2だと、13.5万円〜18万円、1平米あたり約1.5万円〜2万円/m2となります。ただし、地域や現場状況によっても異なるため、正確な価格は現地調査を外構業者に依頼することをおすすめします。
工事費用の詳細
リクシルタイルデッキの施工費用には、以下のような項目が含まれます。
- 基礎工事費用:デッキを設置するための地面を整地し、基礎工事を行う費用
- 施工費用:施工に伴う人工(人件費)や道具代、運搬費用などの費用
また、以下のような工事オプションを追加する場合は、別途費用が発生することがあります。
- 手すりや階段の設置
- 目隠しフェンスやテラス屋根の設置
- 照明やコンセントの設置
工事費用に関しては、事前にリクシルタイルデッキの施工業者に相談し、見積もりを出してもらうことが重要です。また、業者選びも費用に影響するため、複数の業者を比較することがおすすめです。
リクシルタイルデッキとブロックタイルデッキの費用比較
リクシルタイルデッキとブロックタイルデッキの費用を比較しました。
比較表から分かる通り、リクシルのタイルデッキの方が平米あたりの価格が高価となります。
面積が小さい場合はブロックのタイルデッキよりリクシルのタイルデッキの方が安い場合もあるので、気になる場合は両方のパターンで見積もりを取ることをオススメします。
タイルデッキの種類 | ![]() ブロックのタイルデッキ | ![]() LIXILのタイルデッキ |
フレーム構造 | コンクリートブロック | アルミフレーム |
費用の平均相場 | 20万〜60万円 | 58万〜76万円 |
平米価格の相場 | 1.6万/m2〜6.1万円/m2 | 6.2万/m2〜8.2万円/m2 |
面積の平均値 | 16m2 | 9m2 |
リクシルタイルデッキを安く購入するには

複数の業者に相見積もりを取り比較する
リクシルタイルデッキの費用は業者によって異なるため、複数の業者に相見積もりを取り、価格を比較することが大切です。
ただし、見積もりをとる際には、必ず同じ条件で見積もりをとることが重要です。
たとえば、使用する材料や工事内容が異なると、見積もり額に大きな差が出てしまうので、同じ条件で見積もりをとり比較することが必要です。
見積を比較し値引き交渉をする
複数の業者から見積もりを取り比較した上で、より良い条件を提示してくれる業者がいれば、値引き交渉を行うこともできます。
ただし、価格だけでなく、工事内容や施工技術、アフターサービスなど、総合的に判断することが重要です。
安価な業者を選んだ結果、工事のクオリティやアフターサポートが不十分だった場合、最終的には補修費用がかかることになってしまいます。
リクシルタイルデッキの選び方

リクシルタイルデッキは、耐久性やデザイン性に優れた商品ですが、価格が高めであることや、滑りやすい表面などのデメリットもあります。しかし、正しいサイズやデザイン、設置方法を選ぶことで、快適で安全な空間を作り出すことができます。必要に応じて、外構・エクステリアのプロに相談することもおすすめです。
リクシルタイルデッキのサイズを決める
適正なサイズの決め方
リクシルタイルデッキは、一般的に4畳半の広さがあれば設置可能ですが、実際に設置する前には、必ず設置場所の寸法を測定し、適正なサイズを決めることが大切です。また、設置場所の形状や配置なども考慮し、周囲の環境とのバランスを取ることが必要です。
用途に合わせたサイズの選び方
リクシルタイルデッキのサイズは、用途に合わせて選ぶことができます。たとえば、家族での食事やバーベキューをする場合は、テーブルや椅子を置くスペースが必要となります。また、庭の一角に小さなスペースを作り、読書やくつろぎの時間を過ごす場合は、コンパクトなサイズで設置することができます。使用目的に応じて、最適なサイズを選ぶことが大切です。
リクシルタイルデッキの色やデザインを選ぶ

リクシルタイルデッキには、様々なデザインがあります。一般的なウッドデッキやコンクリートデッキとは異なり、タイルを使用するため、高級感があります。代表的なデザインとしては以下のものがあります。
- ナチュラルウッドタイプ:木目調のタイルが使われており、自然な雰囲気を出します。
- モダンタイプ:シンプルなデザインで、モダンな雰囲気を出します。
- エンボス調タイプ:タイル本来の質感を再現できるため、高級感のあるエクステリアを実現できます。
リクシルタイルデッキのオプションを選ぶ
リクシルタイルデッキは、多彩なオプションを用意しており、それらを組み合わせることで、より快適で使い勝手のよい空間にすることができます。以下では、主要なオプションについて解説します。
段床(ステップデッキ)

段床は、リクシルタイルデッキに段差をつけることで、より立体的な空間を演出するためのオプションです。高低差を自由に設定でき、用途やデザインに応じて選ぶことができます。
ライティング

リクシルタイルデッキには、ライティングオプションがあります。これは、夜間でもデッキを使いやすくするための照明システムです。LED照明やハロゲン照明など、種類も豊富で、デザインや用途に応じた選び方ができます。
テラス屋根

テラス屋根は、リクシルタイルデッキに取り付けることで、日差しや雨から守り、より快適な空間を作ることができます。リクシルでは、アルミ製のテラス屋根を提供しており、豊富なカラーバリエーションがあります。
目隠しフェンス

目隠しフェンスは、リクシルタイルデッキの周囲に設置することで、プライバシーや安全性を確保するためのオプションです。アルミフレームとアクリル板を使用し、デザインやカラーによって様々なタイプがあります。
オーニング

リクシルタイルデッキには、オーニングを取り付けることができ、日差しや雨を遮ることができます。手動式と電動式があり、カラーバリエーションも豊富です。価格は、種類やサイズ、カラーによって異なりますが、専門業者に依頼することで、安全に確実に取り付けることができます。
リクシルタイルデッキが得意な優良業者を探す方法

リクシルタイルデッキの施工は、専門的な技術が必要なため、優良業者を選ぶことが重要です。以下に、リクシルタイルデッキが得意な優良業者を探すための方法を紹介します。
口コミや評価サイトの確認
リクシルタイルデッキを施工したことがある人の口コミや、評価サイトの評価を確認することで、優良業者を探すことができます。また、リクシルタイルデッキの施工実績が多い業者に注目することも有効です。
施工実績の確認
リクシルタイルデッキの施工実績が多い業者は、技術力が高く信頼性が高い場合があります。施工実績のある業者を選ぶことで、安心して施工を任せることができます。
見積もりの内容を確認
リクシルタイルデッキの施工費用は、業者によって異なります。複数の業者から見積もりを取り、比較することで、適正価格かどうかを判断することができます。また、見積もりの内容をしっかり確認することで、後々追加費用が発生することを避けることができます。
保証やアフターサポートの有無を確認
リクシルタイルデッキの施工後、万が一問題が生じた場合に備え、保証やアフターサポートが充実している業者を選ぶことが重要です。また、施工後のメンテナンスについても、しっかり確認しておくことが大切です。
信頼できる業者の紹介サイトを活用する
外構・エクステリアの業者を紹介するサイトを活用することで、信頼できる優良業者を探すことができます。特に、リクシルタイルデッキの施工実績が多く、信頼性が高い業者を紹介しているサイトを利用することをおすすめします。
リクシルタイルデッキの施工例

リクシルのタイルデッキを実際に施工された方の施工写真です。
リクシルタイルデッキの口コミ・評判
リクシルタイルデッキは人気があり、多くのユーザーからの口コミがあります。以下は、その口コミや評判についての解説です。
リクシルタイルデッキの良い口コミ
- デザイン性が高く、おしゃれで素敵な空間が作れます。
- 施工も早く、職人の技術も高いため、仕上がりが綺麗で満足度が高いです。
- メンテナンスが簡単で手入れが楽なため、長期的に見てもコストパフォーマンスが良いと感じています。
- 防腐処理が施されているため、耐久性が高く、長く使えます。
リクシルタイルデッキの悪い口コミ
- 料金が高いため、予算が合わない方には厳しいです。
- 施工の際に注意すべき点が多いため、素人が自分で施工するには難しいです。
- 色あせや変色が起こりやすいため、日当たりの悪い場所や雨風に当たる場所では早めのメンテナンスが必要になる場合があります。
- 施工業者によって仕上がりが大きく異なるため、業者選びには慎重になる必要があります。
口コミや評判には、個人の主観が入り込んでいるため、あくまでも参考程度にとどめておくことが重要です。また、リクシルタイルデッキには様々な種類があり、個人の使用状況や環境によって耐久性や色あせの具合も異なるため、参考にする際には注意が必要です。
よくある質問
目隠しフェンスは設置できますか?
目隠しフェンスは、リクシルタイルデッキと同様に外構工事として施工可能です。ただし、設置場所や形状によっては、施工が難しい場合があります。また、地域によっては、法律や条例によって高さや素材などの規制がある場合があるため、事前に確認することが必要です。
テラス屋根は設置できますか?
リクシルタイルデッキと同様に、テラス屋根も外構工事として施工可能です。ただし、設置場所や形状によっては、施工が難しい場合があります。また、テラス屋根には様々な種類があり、設置方法や施工に必要な工程も異なるため、プロの施工業者に相談することをおすすめします。
虫や小動物がタイルデッキ下に侵入するのが心配です…

リクシルタイルデッキは、通気性を確保するために床板と地面の間に隙間があります。そのため、虫や小動物が侵入することがあるかもしれません。しかし、その隙間を埋めることで防止することができます。また、アンダーレイを施工することで、防水効果も得られますので、併せて検討すると良いでしょう。
庭が三角形なんですが敷地の形に合わせて設置できますか?

リクシルタイルデッキはモジュール式のため、一定の間隔で柱を立てることで自由な形状に合わせた設置が可能です。しかし、三角形のような不規則な形状になる場合は、設置にあたってより細かい計算や加工が必要になるため、プロの施工業者に依頼することをおすすめします。
自分でDIYの設置はできますか?

リクシルタイルデッキの設置は基本的にはプロの施工業者に依頼することをおすすめします。DIYでの設置には、専門的な知識や技術が必要であり、誤った施工が原因で倒壊や損傷などのリスクがあります。また、施工の保証やアフターケアも受けられないため、安全性や品質に不安がある場合は、プロの施工業者に依頼することをおすすめします。
夏に熱くならないタイルはありますか?
リクシルタイルデッキには、夏でも熱くなりにくい「ヒートシールド仕様」のものがあります。この仕様のタイルは、表面に反射材を塗布することで、太陽光線を反射し、タイル表面の温度上昇を抑える効果があります。また、反射材の色を変えることで、外観の色調を調整することもできます。ヒートシールド仕様のタイルは、夏場の使用におすすめです。
まとめ
リクシルタイルデッキは、木製のデッキに比べてメンテナンス性が低く、耐久性が高いため、近年人気が高まっています。リクシルタイルデッキを選ぶ際には、色やデザイン、サイズ、オプションなど様々な要素があります。デザインの種類や色選びのポイントについては、自分の好みや家の外観に合わせて選ぶことが重要です。また、適正なサイズの決め方や用途に合わせたサイズの選び方についても考慮する必要があります。さらに、ライティングやテラス屋根、段床、ガーデンルーム、目隠しフェンスなどのオプションを選ぶことで、より快適で便利な空間を作ることができます。リクシルタイルデッキを施工する際には、優良な業者を選ぶことが重要です。見積もりを比較し値引き交渉をすることで、より安く購入することができます。また、口コミや評判を調べることで、信頼性の高い業者を選ぶことができます。最後に、よくある質問については、設置やメンテナンスに関する不安や疑問を解消するためにも、確認しておくことが大切です。